宇崎くん05
前回、守銭奴とか言いましたが、貯金出来るっていいことだと思います。
宇崎くんは学生の頃から貯金をしていたようで、お小遣いやお年玉をもらった分を使わずに貯めていたのがきっかけで今でも節約しながら貯金してるそうです。
凄いな!貯金できるっていいことだなって、きのしたも思いました。
きのしたは節約できないタイプなので、怒られそうだなとも思いました。
きのした「仕事終わってからは何してるんですか?」
宇崎くん「帰ったらゲームしてる。最近〇〇っていうゲーム買ったんで。それにはまってて。知ってる?」
あの色塗って陣地取り合う人気ゲームです。
イカとかタコのやつです。
知ってるけど、きのしたやったことない。
きのした「知ってますよ~!人気ですよね」
宇崎くん「最近はないけど、翌日休みとかだと朝までやっちゃうw」
きのした「ゲーマーwww」
宇崎くん「アニメとかは見ます?」
きのした「うーん。最近は見てないんですけど。進撃の〇人とか見てました」
宇崎くん「俺も見てた!」
わたしは兵長が好きです(どうでもいい情報)
宇崎くんも進撃の巨〇好きなようで話しが結構盛り上がりました。
オタク特有の同じジャンルだと盛り上がるのあるあるですよね。
宇崎くんもきのしたもオタクということで話しやすかったんですかね。
料理が運ばれてきて、食べることになりました。
きのしたがトマトパスタを半分くらい食べ終えたころ、
宇崎完食。
一瞬、目を疑いましたよ。
驚きすぎて二度見した。
やっぱり皿は空になっていた。
半分こするピザも綺麗に半分食べてくれてる。
きのした「食べるの早い…!」
宇崎くん「よく言われるw」
きのした「あ、わたし、これ一枚食べるんで、残り食べていいですよ」
また宇崎くんはピザもペロッと食べてしまいました。
きのしたも慌てて食べました。
早く食べ終わると満腹にならないですよね。
デザートでも食べる?て流れになったんですけど、ファミレスのデザートは特にそそられる物がなかったので別の場所に移動することになりました。
守銭奴かと思った宇崎くんでしたが、お店のお金は出してくれました。
わたしの思いすぎだったか、と少し反省しました。
外に出て、きのしたはハッとしました。
はい、皆さんここで復習です。
ここは辺鄙な場所にある某ファミレス。
コンビニも見渡す限りないと言いましたが、
某コーヒーショップとか某ファーストフードすら見当たらないわけですよ。
どうやってデザートを食べに行く予定なのか。
宇崎くん「カフェにでも行こうか」
きのした「歩いて?」
困ったことにきのした、めっちゃ高いヒール履いてきちゃった。
歩くくらいなら帰りたい…。
すると、宇崎くんがこう言いました。
宇崎くん「俺の車出すけど…、乗りたくないよね………あ、きのしたさんの車出してよ」
きのした「えっ」
こんなの初めて…!!!
宇崎くんは冗談で言ってる風でもなく、本当にわたしの車に乗る気でした。
だけど、乗せると思うなよ。嫌だわ。
なんできのしたが運転しないといけないのか。
どう言うべきかと何も言えずにいたきのした。
宇崎くんがこう言いました。
宇崎くん「もう少し話をしたくて、俺の車でよかったら乗ってほしいな」
もう少し話をしたくて、は良かったです。
きのしたちょっときゅんときた。
素直な宇崎くんにちょっとだけときめた(チョロ)
宇崎くんの車に乗って近くのカフェに行くことになりました。
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