宇崎くん11(最終回)
昨日は更新、忘れてました。すみません。
あんなちょろちょろウーマンだったきのしたでしたが、ここで終止符を打つ出来事が起こります。
最終回、宇崎くんとごはん。あばよ、宇崎。スタートです。
宇崎くん「なにが食べたいとかある?」
きのした「うーん。肉かなあ」
宇崎くん「じゃあここは」
宇崎くんが指さした先にあったのはしゃぶしゃぶ食べ放題のお店でした。
ランチタイムで値段が手ごろでかつたくさん食べれます。
普段ならいいね~!てなるのですが、好きでもない男と同じ鍋をつつくのが嫌です。
きのした「あー、うーんー」
宇崎くん「じゃあこっちは」
今度は串カツ屋さんをチョイスしてきました。
悪くないんですけど、揚げ物の気分じゃないんです。
わがままですまない。もう歳なのか、揚げ物よりあっさりしたものが食べたいんだ。
うろうろした末にたどり着いたのは、定食屋さんです。
きのした「ここはどう?」
宇崎くん「いいよ!」
きのしたは一番安い定食にしました。
宇崎くんはボリューミーな定食を頼んでいました。相変わらずよく食べるな。
きのしたよりおかずもご飯もたくさんあるのにぺろって食べてしまってました。
きのしたはご飯食べるの平均的です。
普段のお昼は周りの女子が遅いので早い方かもしれないです。
宇崎くん「俺、悩みがあってさ~」
きのした「なんの悩み?」
宇崎くん「仕事でさ~」
もう書くの面倒なので割愛しますが、職場での愚痴でした。
きのしたも会社勤めの身なので宇崎くんの言うこともわかります。
きのしたの方が年上なので、話を聞きつつアドバイスしたり共感したりしました。
宇崎くんとさらに仲良くなれた気がします。
宇崎くん「きのしたさんに聞いてもらってすっきりした」
きのした「わたしでよければまた聞くよ」
宇崎くん「ありがとう、また会おう」
きのした「うん、いいよ!」
店を出ることになりました。
宇崎くんが伝票をさっと持っていったので、あ、奢ってくれるのかな?とちょっと期待しながらも宇崎くんだしな…と財布を一応取りだしました。
店員さん「2160円です」
宇崎くんがお金を出してくれていたので、あとで自分の分を払おうって思って宇崎くんの後ろに立っていたらですね。
店員さんが困惑していたので、どうしたのかと会計のトレイを見たらですね。
1200円が置かれていました。
きのしたと店員さんが顔を見合わせます。
すると宇崎くんは普通にこう言いました。
宇崎くん「きのしたさん1000円出して」
きのした「あ、すみません」
もちろん、きのしたは店員さんに謝ってます。
宇崎くんは店員さんからおつりをもらっていました。
これ、無理。て思いました。
宇崎くんのこういうとこ無理。
わたしの分、払わないなら会計別々ってしてもらった方がまだマシ。
小さいかもしれないけど。
わたしが食べた定食880円だったんだけど。
1000円出すのおかしくない???
おつりもてめーが受け取ったよな。
これが気心知れた友達とかならこういう出し方もありだと思いますよ。
だけど、まだ二回目。
そして婚活として会っている異性ですよ!?
なんか信じられないなって気持ちになりました。
ここでようやく、宇崎くんとは合わないと気づきました(遅)
宇崎くん「じゃあ、今度はラーメンでも行こう」
きのした「そうだね、じゃあ気を付けてね。バイバイ~」
このあと別れてすぐにブロックしました。
宇崎くんとはこれで終わりです。
色んな人がいるもんだなって思った相手でした。
きいのしたは結婚できるかの以前に結婚したいと思える男の人と会えるの?て結構落ち込みましたとさ。
次は、きのしたの失敗談というか、軽率だったなという出来事をお話しようかと思います。
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