尾形さん04

 


婚活パーティでカップルになった尾形さんとお茶をすることに。

お店は尾形さんにおまかせしました。

 


尾形さんが連れてきてくれたのは、喫茶店でした。

とても美味しい珈琲が飲めそうな!チェーン店じゃない純喫茶って感じのところでした。

だけどね。

こんな静けさのお店で婚活の話しにくくないでしょうか、尾形さんよ

 


きのした「落ち着いた雰囲気のあるところですね」

尾形さん「でしょう?俺の行きつけなんです」

 

意外とおしゃれな人なんだな~

珈琲もこだわっててスタバとかでは飲まないとかそういう人なのかな?

と思いました。

 

きのした「珈琲お好きなんですね。喫茶店って入ったことないから新鮮です」

尾形さん「それはよかった!俺、珈琲がめちゃくちゃ好きで、スタバとかにもよくいくんですよ」

 

行くんかい!!

なんで今日はスタバチョイスしなかったの!?

うーん。落ち着いて話せるからかな…

 

でもあまりに静かすぎて小声で喋るきのしたと尾形さん。

 

明らかにチョイスミスだろ。

 

全然革核心に迫った話ができず…

結婚観とか好きなタイプとかそういう話は一切せずに、軽い世間話みたいな会話しかしてないよー。

 

珈琲を飲み終わったので、

 

 

きのした「別の場所に移動しませんか?」

尾形さん「ですね。よかったら夕飯一緒にしませんか?」

きのした「いいですね。でも時間まだ早いですよね」

 


まだ16時くらいで居酒屋すら空いてない。

珈琲飲んでお腹いっぱいでもあります。

 


尾形さん「まだお腹空いてませんよね?どこかで時間つぶしますか」

きのした「ですね~!とりあえず出ましょうか」

 

財布を出すと、尾形さんは俺が出すから大丈夫だよと一言言ってくれました。

優しい~~~~

奢ってもらえるのが当たり前とは思ってないけど、やっぱり好感度上がる。

 


近くの百貨店に行こうかという話になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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