井川くん⑤
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あ、言い忘れてた。
水族館代は井川くんの奢りでした。
ありがとう！
奢ってほしいってわけじゃないけど、奢ってもらえるの嬉しいよね
お昼になり、ご飯を食べることになりました。
「なに食べたい？」
「魚！」
水族館で魚見たからとかじゃないですからね！
近くの海鮮丼屋さんへ行くことに。
「あ、わたしこれにしよ」
「俺もそうしよ」
それぞれ注文してご飯をいただきました。
この時は自分の分は自分でお金を出しました。
水族館奢ってもらっといてご飯代もって出来ないんです、わたし。
海鮮丼はめちゃくちゃ美味しかったです♪
水族館も満喫し、ご飯でお腹を満たしました。
そろそろ帰ろうかという話になり、
さあ、皆さん。
さきほど、長い時間をかけてきた道のりを帰るですよ。
だいぶ打ち解けてきたわたし達。
しかし
きのした爆睡。
助手席で爆睡するという失態。
ほんと疲れたんです。
帰りの道のりもね、最初頑張って喋ってたんです。
でも井川くん相変わらずシャイボーイ。
そして渋滞。
気持ちの良いポカポカ陽気。
寝ることを回避できなかった。
「…うぇっ！寝てた！？ご、ごめん！！！」
「大丈夫だよ(笑)俺も運転に集中してたから」
「いや、ほんと、寝るとか最悪だよね！？ごめん！？」
ほぼ待ち合わせ場所に着く前くらいに目を覚ましたきのした。
後日友人にこの話をしたら、危ないから寝たら駄目だよ！て言われた。
シャイボーイ井川がわたしを襲うとは到底思えないよ…
でも井川くんには悪いことしたな…と思った。
次もお誘いしてくれることはないかなと思ってましたがＬＩＮＥが来ました。
「またどこか行こうよ」
次回デート2回目、山へ行く。です。
